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【仏教ブログ】除夜会について2021年12月15日 00:12

光顔寺明照廟堂(光顔寺 納骨堂)のスタッフ、仏教アドバイザーの宮田秀成です。

師走に入り、気ぜわしい時期となりました。今年は、11月まで例年に比べて暖かい日が続いたため、いつも以上にもう年末なのかと言う気持ちがします。

12月31日になると、除夜会が行われます。除夜の鐘をつくお寺も多くあるので、「鐘を突く集まり」と思われる方もありますが、今年一年を振り返って仏様への感謝の気持ちをあらわす法要となっております。新型コロナウイルスの影響で、全国的に今年も例年通り行われるかどうかはわかりません。

そこで、阿弥陀仏に感謝するといってもいまひとつぴんとこない人もあると思います。阿弥陀仏に対する感謝と何についてのことなのか。それについて感謝の思いが起きるのはこういうことなのだと言うことを教えられた親鸞聖人のお言葉を紹介します。

弥陀の名号となへつつ

 信心まことにうるひとは

 憶念の心つねにして

 仏恩報ずるおもひあり(浄土和讃)

(現代語訳)

弥陀の名号である南無阿弥陀仏を称えつつ、真実信心を得ている人は、如来の本願を憶念する心が常にあり、仏恩報謝の思いから自然に念仏が称えられるのである。

阿弥陀仏という仏様は、私を苦しみから救い浄土に往生させて仏にしてみせると誓われて、その通りに私を救おうとされています。その私を救おうという働きが、私の口から出てきてくださっているのが、南無阿弥陀仏と称える念仏です。

その南無阿弥陀仏と称えながら、私を救うおはたらきであると信じる人は、必ず浄土に往生し仏になる身に定まります。その救ってくださった阿弥陀仏に対して、途切れる事なく感謝の思いが続いていきます。その感謝の思いから念仏申すことを、仏恩報謝の念仏といいます。

また、一度阿弥陀仏に救われた上では、命のある間は私が必ず浄土に往生するまで摂取して捨てないと護って下さることについての感謝を一年振り返ってさせて頂く法要です。

今年を振り返り、ともにお浄土参りの年とさせて頂きましょう。

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宮田秀成/光顔寺・仏教アドバイザー(真宗教義、脱カルト担当)

Profile
1993年に宗教法人浄土真宗親鸞会に入信、10年間親鸞会講師として活動。
脱会後、親鸞会の教えの誤りに気づき、本願寺派の教えを中心に学びなおす。
現在、浄土真宗本願寺派光顔寺(富山)信徒。
   光顔寺スタッフ。仏教アドバイザー。

砺波市内からの納骨堂のご利用・墓じまい・永代供養・新規の墓地取得について2021年12月03日 08:12

光顔寺納骨堂のスタッフRTです。

最近、砺波 市内 からの納骨堂のご利用・墓じまい・永代供養・新規の墓地取得についてご相談を賜ることが急増しております。特に手続きが必要な墓じまい(お骨のお引越し)について、砺波 市内 の墓地・納骨堂からの墓じまいの手続についてこちらに記載してみたいと思います。

●お骨のお引越しのことを法律用語で「改葬」といいます!

 既にお墓や納骨堂などに埋蔵・収蔵されている遺骨を、ほかのお墓や納骨堂に移すことを「改葬」といいます。砺波市内の遺骨を改葬するときは、砺波市役所市民課にてお手続が必要です。

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●改葬許可申請の手順(下記に資料を添付)

  • 「改葬許可申請書」に必要事項を記入する
  • 現在遺骨が埋蔵・収蔵されているお墓や納骨堂の管理者から、上記1の申請書に埋蔵・収蔵の事実を認める署名と押印を受ける
  • 遺骨を改葬する予定のお墓や納骨堂の管理者から、「遺骨の受入を許可されていることがわかる証明書(受入許可証など)」をもらう(許可証はそれぞれの様式でもかまいませんが、受入先の管理者の署名、押印が必要です。許可証にはどなたの遺骨について受入を許可するものか明記してもらってください。)
  • 「死亡者の死亡の事実のわかる戸籍謄本」と「死亡者と申請者の関係がわかる戸籍謄本」を用意する(それぞれの本籍のある市区町村で発行。コピーでも可。砺波市の戸籍で確認できる場合は不要です。)
  • 申請者の本人確認書類(免許証など)を準備する。郵送の場合は本人確認書類のコピーを準備する
  • 上記書類を市役所へ提出する(郵送可。郵送の場合、返信用封筒を同封してください。)

<必要書類>

    〇改葬許可申請書に記載の遺骨の受入を許可されていることがわかる証明書(受入許可証など)

    〇申請者の本人確認書類(免許証、保険証など。郵送の場合はコピーを同封)

    〇死亡者の死亡の事実のわかる戸籍謄本(コピーでも可)※1

    〇死亡者と申請者の関係がわかる戸籍謄本(コピーでも可)※2

    〇返信用封筒(郵送の場合のみ)

  (※1、※2については、砺波市の戸籍で確認できる場合は不要)

 なお、改葬許可申請を代理でされる場合は、「代理人選任届(委任状)」が必要です。

 また、遺骨が死産児などのもので戸籍謄本が準備できない場合は個別に対応させていただきます。

ご不明な点がございましたら、光顔寺納骨堂(TEL0766-73-8756)までお電話ください。

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【仏教ブログ】年末大掃除・忘れているものはないですか?2021年12月01日 00:12

光顔寺明照廟堂(光顔寺 納骨堂)のスタッフ、仏教アドバイザーの宮田秀成です。

今年も早いもので一年も終わろうとしています。

年末に向けてそろそろ大掃除の準備をしようかと言う人も多いと思います。

大掃除になりますと、日ごろからあれを片付けなければならないなぁと思っていたものを思い切って掃除します。例えば台所の換気扇フードや冷蔵庫の中にある使わなくなった調味料、タンスの中の着なくなった服など、もう使わなくなったり、汚れているけれどもなんとなく面倒なのでそのままにしているものがあります。それらのものを一気に始末をするのが大掃除です。

最近では、断捨離や終活という言葉も定着し、大掃除に限らず不要なものを処分しようという人も増えています。それだけ、現代の私たちは生きていると色々と不要なものを抱えてしまいます。

元々体は一つで、一日は24時間しかありません。家にあるけれども、使わないものも増えてきます。使わない食器や、着なくなった服、二度と読み返さない本などいろいろなものに囲まれています。

それらを手放してすっきりした気持ちで新年を迎えるのはいいことだと思います。しかし、どれだけものを片づけたとしても、必要なものと思っているものでも、最後は全て手放すときがきます。そこで一番に片づけなければならないことは何でしょうか。

蓮如上人は御文章にこのように書かれています。

これによりて、ただふかくねがふべきは後生なり、またたのむべきは弥陀如来なり。信心決定してまゐるべきは安養の浄土なりとおもふべきなり。(御文章1帖目11通)

一息切れた後生のことをよくよく考えなさいよと教えられています。そして、たよりにすべきは阿弥陀如来であるり、信心決定した上で参るのが浄土であるといわれています。

私の命もいつまでも続くものではありません。一番大事な私自身が、後生を迎えたらどうなってしまうのか。それを救って浄土に往生させると働いて下さっているのが阿弥陀如来です。

日ごろ片づけようと思ったものを片づけて心新たに新年を迎えることも大事なことですが、一番大事な私の後生を浄土参りとして頂き日々新たな気持ちで生きていきたいと思います。

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宮田秀成/光顔寺・仏教アドバイザー(真宗教義、脱カルト担当)

Profile
1993年に宗教法人浄土真宗親鸞会に入信、10年間親鸞会講師として活動。
脱会後、親鸞会の教えの誤りに気づき、本願寺派の教えを中心に学びなおす。
現在、浄土真宗本願寺派光顔寺(富山)信徒。
   光顔寺スタッフ。仏教アドバイザー。