【仏教ブログ】4月はお釈迦さまの誕生月 2022年04月08日 00:04

光顔寺明照廟堂(光顔寺 納骨堂)のスタッフ、仏教アドバイザーの宮田秀成です。

4月8日は、お釈迦さまが誕生された日として、花まつりが開かれます。

お釈迦さまがお生まれになったときに、天の神々が祝福して甘露の水を降らせたということから、小さな釈迦像に甘茶をかけるのが灌仏会(かんぶつえ)です。

その誕生の際には、七歩歩かれて右手で天を、左手で地を指さして「天上天下唯我独尊」と言われたとされています。

「天の上にも天の下にも私だけが尊い」と自惚れるの意味として使われてもいますが、これは本来の意味ではありません。

迷いの世界(六道)から、一歩踏み出ることを七歩であらわされて、迷いから離れて解脱する。それが、私たち一人一人にとって唯一つの尊い事なのだといわれています。

そのように迷いを離れるといったことは、お釈迦さまのような立派な方だけのことのように思いますが、そうではありません。お釈迦さまは、自ら迷いを離れて仏のさとりを開かれましたが、その後は、人々が迷っていることとそこから離れる道を示していかれました。その教えが今日まで伝わっている仏教です。

お釈迦さまは、自らさとるだけでなく、人にもさとりへの道を伝えていかれました。それは、お釈迦さま一人が迷いから離れればそれでよいとはされなかったからです。

これは、今の私からすると、「お釈迦さまがさとりを開かれたからそれでよい」というものではありません。お釈迦さまに限らず、あの人は浄土に往生したといっても、「この私」が迷いから離れるかどうかは「この私」の問題です。

人間に生まれてきた「この私」が、迷いを離れることができると教えられたのが仏教です。特に浄土真宗は、どんな者でも迷いを離れ浄土往生の身に救われる道を教えられています。

お釈迦さまが誕生されたことを心から喜んで、迷いから離れる身になって頂きたいと思います。

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宮田秀成/光顔寺・仏教アドバイザー(真宗教義、脱カルト担当)

Profile
1993年に宗教法人浄土真宗親鸞会に入信、10年間親鸞会講師として活動。
脱会後、親鸞会の教えの誤りに気づき、本願寺派の教えを中心に学びなおす。
現在、浄土真宗本願寺派光顔寺(富山)信徒。
   光顔寺スタッフ。仏教アドバイザー。