
【四七日法要】四週間目の道しるべ、お念仏の光といのちの本当のゆくえへの安心
四七日法要の意味と、お念仏の教えが私たちの人生の道しるべとなり、「いのちの本当のゆくえ」への確かな安心を与えてくれることをお伝えします。
故人がこの世のいのちを終えられてから四週間目、28日目にあたるこの「四七日(よなぬか)法要」も、故人を偲ぶ私たちの気持ちに優しく寄り添う大切な仏縁の日です。他宗では第四の王様(五官王(ごかんおう))の審判とされますが、浄土真-宗では、時間の経過と共に少しずつ変化していく悲しみの形を感じながらも、故人への感謝の念が変わることはありません。
引き続き故人を静かに偲びつつ仏さまの教え(仏法)を聞く機会を重ねることで、お念仏の教えが私たちの人生にとって、どれほど確かで温かい道しるべとなるのかを改めて心で感じ取らせていただきます。そして、自分自身の「いのちの本当のゆくえ(後生の一大事)」の解決こそが、阿弥陀さまよりいただく真の安心に他ならないことを、あらためて確認させていただくのです。
この法要という尊いご縁をいただくとき、その思いは自ずと深まり、心に温かいものが灯るのを感じられるかもしれません。それは、阿弥陀さまの智慧と慈しみに触れ、日々の生活に活かす力をいただく、かけがえのない機縁です。
