アメリカの仏教徒「ナイトスタンド・ブディスト」とは 2019年03月21日 15:03


光顔寺明照廟堂(光顔寺 納骨堂)のスタッフ、仏教アドバイザーの宮田秀成です。

前回アメリカの仏教事情について書きました。現在では約350万人が仏教徒と言われています。しかし、それだけではなく自分のことを仏教とのポジションをしなくても仏教のことをよく勉強している人々がいます。自分で仏教の本を読んだり、つつ瞑想したり、講演会に行ったりしている人々のことです。それらの人のことは「ナイトスタンド・ブディスト」と呼ばれています。

ナイトスタンドというのは寝室にある電気スタンドのことです。夜寝る前に本を読んで、翌朝瞑想するという形態をとっている人です人々です。これらの人は、約200万人いると予想されています。大体、仏教徒と自称する人が350万人とされているのでかなりの数だと思います。

フリー写真 読書している女性と光る本とバラまかれたページ

さらに、2004年の調査では仏教に強く影響を受けているという人は2500万人になります。(※参照)

アメリカの著名人の中でも、仏教徒は複数います。例えば、俳優のリチャード・ギアは熱心なのチベット仏教てです。また、iPhoneを作ったことで日本人にもなじみの深いスティーブ・ジョブスは「ナイトスタンド・ブディスト」でした。

しかし、これはアメリカだけの話ではないと思います。現在の日本も、その状況に近いのではないでしょうか?日本は、現在定期的にお寺の法座に足を運ぶ人もいますが、それらの人だけが仏教に影響を受けた人だとは思いません。日本という環境で育つ中で、仏教に影響を受けて育った人はアメリカよりもずっと多いです。また、個人的に仏教に関係した本を読んでいる人もかなりあります。

日本にもいる「ナイトスタンド・ブディスト」も、自分自身の問題として仏教を学んでいます。自らが、生きていくこと、死んでいくこと、それをどうやって離れていくかを問題にして仏教に学んでいます。

ただ、自身で学ぶことも大事ですが、アメリカと違い日本では近い場所にお寺があり、また法話も定期的に開かれています。そこで、また直接話を聞いて頂きたいと思います。

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参考文献 (※参照)

ケネス・タナカ著「多様化する現代社会と浄土真宗 グローバルな視点より」

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宮田秀成/光顔寺・仏教アドバイザー(真宗教義、脱カルト担当)

Profile
1993年に宗教法人浄土真宗親鸞会に入信、10年間親鸞会講師として活動。
脱会後、親鸞会の教えの誤りに気づき、本願寺派の教えを中心に学びなおす。
現在、浄土真宗本願寺派光顔寺信徒。
   光顔寺スタッフ。仏教アドバイザー。